研究発表会受賞者インタビュー第2弾🎉小山田苑における利用者の意思決定支援についての研究~個別支援計画書の変化~

小山田苑は2チームに分かれての発表でした✨
皆さまこんにちは、平山です😊
今回も、青山里会研究発表会 優秀賞インタビューシリーズをお届けします✨
シリーズ第2弾は、『小山田苑における利用者の意思決定支援についての研究②~個別支援計画書の変化~ 』を発表した障害者支援施設小山田苑のグループの皆さんにお話しを伺いました😆
💡「意思決定支援」とは、利用者一人ひとりが自分の希望や考えをもとに選択し、その意思を尊重して支援を行う考え方のことです。
令和6年度の報酬改定で意思決定支援の実践が義務化され、各施設での取り組みがより一層求められるようになりました。
Q、今回、この研究発表をしようと思ったきっかけは?
A、令和6年度の報酬改定で「意思決定支援の義務化」が組み込まれたことが大きな理由です。
制度的にも必要な取り組みであり、私たちも実際にどう進めていけば良いかを考えるきっかけにしたいと思いました。
1チーム目の発表中😊
Q、テーマを決めた理由や研究の着想を教えてください。
A、「やらなければならないけれど、何から始めればいいのか分からない」──そんな状況がスタートでした。
だからこそ、まずは取り組むこと自体をテーマにしようと思い、この研究を始めました。
Q, 研究を進める上で大変だったことや頑張ったことは?
A、一番難しかったのは、利用者の思いを引き出すことです。
「本当はどうしたいのか」を丁寧に聴き取るには、普段の関わりのなかでの積み重ねが大切だと改めて感じました。
2チーム目の発表です😊
Q, この経験を仕事にどう活かしていきたいですか?
A、 今回の研究では「手がかりシート」を活用しました。
今後はその情報をさらに増やし、一般職員も意思決定支援に関われるようなきっかけ作りをしていきたいです。
Q, 今後、この研究をさらに発展させるとしたら?
A, 現在は一部の職員での取り組みですが、今後は全職員に広げていく必要があります。
「全ての職員が意思決定支援を実施できる施設」を目指していきたいと思います。
表彰式の様子🎖
Q, 発表を通して自分が成長したと思うことはありますか?
A、最初は人に任せきりの部分も多かったのですが、発表を経験することで、自分の意見を伝える大切さを学びました。
また、「自分が意思決定するだけでなく、他の人に伝えていくこと」の重要性にも気づき、この半年間で大きく成長できたと感じています。
Q, 最後に、皆さんへメッセージをお願いします!
A、今回の研究を通して、日々の現場に”研究の種”がたくさんあることに気づきました。
職員みんなが普段感じる「課題」を白澤先生に相談して、研究で得た気づきを少しずつ形にして今後も改善と成長を重ねていけたらと思います。
表彰式後のスピーチ🎤
小山田苑の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました👏
「意思決定支援」というテーマに真剣に向き合う姿勢がとても印象的でした!
次回は、いよいよ優秀賞インタビューシリーズの最終回です!
最後のチームの発表もどうぞお楽しみに😊!