研究発表会優秀賞インタビュー第1弾🎉グローバル職員に対する感染に関するBCP理解の促進支援について

発表後の記念撮影✨
皆さまこんにちは、平山です😊
今回から3回にわたり、研究発表会優秀賞インタビューシリーズをお届けします✨
シリーズ第1弾は、『グローバル職員に対する感染に関するBCP理解の促進支援について』を発表した、小山田特別養護老人ホームグループのお二人にお話しを伺いました😆💕
💡ちなみに「BCP」とは、Business Continuity Plan(事業継続計画)の略です。
災害や感染症など、万が一の事態が発生した際に、「どうすれば介護サービスを安全に続けられるか」をまとめた計画のことです。
令和6年度の介護報酬改定では、各事業所でBCPの作成が義務付けられました。
そのため、各事業所でBCPを理解・共有しておくことは、今とても重要な取り組みとなっています🌿
それでは早速インタビューへどうぞ💁♀️🎤
Q, 今回この研究発表をしようと思ったきっかけは何ですか?
A, グローバルスタッフの中には、日本語が難しいと感じる方も多いです。
そこで、BCP(事業継続計画)を母国語で翻訳共有することで、いざという時に役立つのではないかと思い、みんなで取り組むことにしました。
Q, テーマを決めた理由や着想のきっかけを教えてください。
A, まず小山田特別養護老人ホームのグローバルスタッフにアンケートを行い、言語について調査しました。
一番多かったのは英語でしたが、翻訳アプリでは正確さに限界がありました。
そこで、次に多かったネパール語に焦点を当て、日本語が分かるネパール人スタッフと協力して翻訳を進めていきました。
発表中のお二人
Q, この研究を進める上で大変だったこと、頑張ったことは?
A, ネパール語でBCPを翻訳しましたが、これを継続していくにはケアワーカーだけでは、限界があります。
今後は、法人全体で支え合いながら、本格的にマニュアルやBCPを多言語化できる仕組みが作れるといいのかなと思いました。
Q, この経験を仕事にどうやって活かしていきたいですか?
A, 今回のテーマは、本当に仕事に役に立つと思います。
日本語だけでは理解が難しい部分もありますが、母国語で書かれたマニュアルがあれば、より正確に対応できます。
例えば、感染症発生時などにも、落ち着いて行動できるようになると思います。
表彰式の様子
Q, 発表を通して「成長した」と感じたことはありますか?
A, 相手に伝えたつもりでも、実際には伝わっていないこともあると気づきました。
これからは、「伝わりましたか?」と確認するなど、相手の立場を意識したコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。今回の研究を通して、とても良い経験になりました。
Q, 最後に皆さんへのメッセージをお願いします!
A、これからもお互いに協力しながら、頑張っていきます!
表彰後のスピーチ🎤
小山田特別養護老人ホームグループの皆さん、発表お疲れ様でした!
これからもグローバルな視点を生かしたケアの発展を楽しみにしています😊
次回は、優秀賞インタビューの第2弾をお届けします!
どんな取り組みが紹介されるのか、ぜひお楽しみに😆